
安全な医療の提供は医療の基本であり、医療の質に関わる重要な課題として、病院全体での取り組みをしています。
当院では、平成14年より医療安全管理室を設置し、医療安全管理者(専任リスクマネージャー)が配置され、看護師長がその任に当たっています。医療安全管理室長である副院長のもとに、各職場の医療安全推進担当者と共に患者様の安全を第一に考え、職員一人ひとりが医療安全に関する意識を高く持って職務遂行できるように活動しています。
主な業務として、ヒヤリハット報告の収集・分析・対策、医療安全に関する情報発信と職員への周知・徹底、医療安全に関する教育研修の企画・運営などがあり、医療安全管理者が各職場の医療安全推進担当者と協力して行っています。

筋ジストロフィーと神経難病(主にALS)の方が入院生活をされている病棟です。
神経難病の患者さんのほとんどが人工呼吸器を装着されていらっしゃいますが、週に2回のミストシャワー入浴はとても楽しみにしておられます。筋ジストロフィーの患者さんはベッド上の生活の方もおられますが、車椅子でパソコンや七宝焼、編み物教室に通うなど、自由に趣味を楽しんでおられます。又、院内行事として文化祭などにも参加していただいています。これからも心豊かに生活していただきたいと願っています。


2階病棟は、重症心身障害児(者)と筋ジストロフィー患者の方が入院されている病棟です。人工呼吸器を装着されている方が多く、合併症の予防や安全管理に心がけています。
重症心身障害児(者)のほとんどの方がベッド上生活ですが、車椅子に乗ってデイルームに出られ療育や文化祭・外出行事・学校教育などにも参加していただいています。また筋ジストロフィー患者の方々もパソコン・Tシャツデザイン・車椅子サッカーなど充実した日々をすごされており、明るい雰囲気の病棟です。そのような患者さんの姿に私達看護師も励まされ、やりがいを感じています。重症心身障害児(者)と筋ジストロフィーの患者の方がひとつの病棟というのは全国的にもありませんが、試行錯誤しながらも軌道に乗りつつあります。


重度の障害を持つ患者さんに対し、日常生活援助と様々な合併症の予防に主眼を置いて看護を行っています。高齢化に伴う機能低下、特に嚥下機能の低下に伴う誤嚥性肺炎予防、生活習慣病予防も課題であり、重症心身障害児(者)病棟栄養サポートチームで検討・評価しながら栄養のコントロールを行っています。
また、ひとり一人の患者さんが、笑顔で充実した日常生活が送れるよう、生活の質の向上を図ると共に、在宅の重症心身障害児(者)の方やご家族への支援として、ショートステイや感染症以外の治療入院、外来で実施しているデイケアへの支援を行っています。


呼吸器一般病棟と結核病棟(12床)をユニット化した病棟です。一般病棟には慢性呼吸不全の薬物療法・酸素療法を受けておられる方、肺がんの化学療法、放射線療法を受けておられる方が入院されています。身体的な面だけでなく、精神的あるいは社会的な面にも心配りをし、サポートする事が大切だと感じています。結核は島根県全域から来院されています。入院期間はずいぶん短くなりましたが入院中は閉鎖的な環境になりがちですので、明るく、あたたかな環境作りに務めています。DOTS(直接服薬確認療法)も実績を積んでいます。検査入院の方から重症者まで多様なニーズに柔軟に対応できるチーム作りを目指し、明るく、元気な看護師が活躍しています。


呼吸器外科、長期入院の内科病棟です。当院の肺がん手術件数は島根県トップクラスです。
手術を受けられる患者さんには、クリティカルパスを使用し毎日1日の予定を看護師と共に確認し、安心・安全な看護の提供を目指しています。慢性呼吸不全の方には在宅酸素療法や退院に向けての支援を行っています。化学療法を受けられる患者さんも多くおられ、副作用への対応や食事等の配慮を行っています。寝たきりの患者さんには、口腔ケアやハーフビネガー療法により、常につるつるの美しい肌を保っています。同時に床づれ予防にもなっています。
5階病棟の中央に位置する見晴らしの良いガラス張りのデールームでは、ほっと出来る空間として多くの患者さんが団欒され療養を送っておられます。
明るく元気な病棟で、患者さんに信頼される看護を目指し日々頑張っています。

ALS・脊髄小脳変性症・パーキンソン病など神経難病と言われる疾患の方々が入院されている病棟です。また、一時入院支援(レスパイトケア)にも関わっています。神経難病は治療法が未確立・進行性の疾患であることなど身体的にも精神的にも、また社会的にもストレスの多い大変な疾患です。しかし患者さまは、動けない・話せない状況の中でも、インターネットやメールのやり取りを行われたり、川柳の会を作り楽しんだりされています。週2回の入浴は大変楽しみにされており、人工呼吸器を装着されたかたも入浴されています。また、意思伝達装置・アイコンタクト・など残された機能を使ってコミニュケーションを積極的に図っています。
医師・看護師・理学療法士・作業療法士などいろいろな職種の方々と協力しながら、患者さんができるだけ、自分の生活を大切にできるようにと援助させていただいています。

外来は松江医療センターの窓口として、安心して診察や検査が受けられるように努めています。在宅酸素療法や在宅人工呼吸療法の患者さんの継続的な支援を行っています。外来化学療法の患者さんが安心して治療をうける環境を提供しています。重症心身障害児(者)のデイケアを週1回行い地域の患者様のニーズに対応しています

患者さんに、より安心・安全な手術看護と物品の提供をしている手術室・中材です。手術室チームは、胸腔鏡下手術を主とした呼吸器外科手術や気管支ファイバー他の検査介助を行っています。手術を受けられる患者さんの不安を少しでもやわらげるように術前訪問に伺い、お話をうかがってから患者さんに必要なことを説明しています。入室時には、スタッフ全員笑顔でお迎えしています。術後の訪問では、手術に関すること以外でも貴重なご意見をいただくことが多く、手術室でも参考にしますが、関係部署にも情報発信をしています。
中材チームは、患者さんに使用する物品の滅菌業務と医療用消耗品の払い出し・管理をしています。普段直接患者さんと接する機会は少ない部署ですが、適切な医療サービスの提供のために、努力していきますのでよろしくお願いいたします。